Chromebookの使い方

Chromebookを海外(ハワイ)で使おう

そもそも僕のChromebookはアメリカから輸入したものなのでハワイで使えないわけないのですが、
こんな感じで使ったよという体験談として記事にしておきますね。

なお、泊まった場所はハワイのオアフ島のワイキキサンドビラ(Waikiki Sand Villa)という、
ごくごく一般的な価格のホテルです(ツアーで良く使われてるホテルです)。
なおプラグの形状はアメリカでよくつかわれているAタイプの3ピン型なので、
Chromebookに付いてくるプラグをそのまま利用することができました。


成田空港の無料インターネット接続サービスを利用する

海外に出発する前の成田空港でも無料のインターネットサービスが利用できます。
成田空港でWi-Fiの電波を検索すると「narita-airport-free-wifi」という電波がありますので、そこに接続します。

Chromebookを海外で使う   Chromebookを海外で使う
無料インターネット接続エントリーページが表示されますので、「さっそく登録する」をクリック。
利用規約・プライバシーポリシーに同意し、
メールアドレスを登録すれば無料インターネットサービスが利用できるようになります。


ハワイのホテルの無線LANサービスを利用する

先ほども書きましたが、僕の泊まったホテルはワイキキの中でも中ぐらいのホテルなのですが、
無料のワイヤレスネットワークサービスを提供していました。

大概のホテルのホームページには、無料ワイヤレスネットワークサービスが使えるか記載されていますので、
宿泊先を決める前に一度確認しておく事をお勧めします。

で、フロントでネットワークIDとパスワードを聞いてくればOKです(僕の泊まったホテルでは紙が用意されてました)。

Chromebookを海外で使う   Chromebookを海外で使う
ホテルのネットワークを認識後、どこかのサイトにアクセスするとIDとパスワードを求められますので、
指定のID、パスワードを入力すれば、無事、ネットワークに繋がることができます。

ホテルによって設定は多少違うと思いますが、基本的には同じようなやり方でOKだと思います。


ウェブアプリや拡張機能のアンインストール方法

Chrome OSにはブラウザに便利な機能を追加していく拡張機能や、
ブラウザ上で動くウェブアプリがchromeウェブストアで配信されています。

ウェブストアでは、いろいろな拡張機能やアプリをインストールできるわけですが、
逆に利用しなくなった機能を停止したりアンインストールする方法を解説します。

アプリのアンインストール方法   アプリのアンインストール方法
アプリのアンインストールは新規タブを開き、
アンインストールしたいアプリのアイコン右上のレンチアイコンをクリック⇒アンインストールをクリックすればOK。
拡張機能については、
アンインストール(または停止)したい拡張機能アイコンの上で右クリック⇒アンインストール(無効にする)をクリックすればOKです。

また、右上のレンチアイコンレンチアイコン⇒ツール⇒拡張機能からも設定変更が可能です。
アプリのアンインストール方法
インストールされている拡張機能の一覧が表示され、まとめてアンインストール等ができます。

あまり頻繁にアンインストールや機能停止にする必要はありませんが、
Chromebookの動作が遅くなってきたなぁ・・・と感じたら、拡張機能のメンテナンスを行うと良いかと思います。

画像のダウンロード方法と保存先

ネットサーフィンをしていると、つい壁紙にしたくなるような綺麗な画像や、
つい壁紙にしたくなるようなかわいい画像や、つい壁紙にしたくなるようなクールな画像ってありますよね。

そんな画像を見つけた時のダウンロードのやり方を解説します。

とはいっても、やる事は非常に簡単。
ダウンロードの方法   ダウンロードの方法
ダウンロードしたい画像の上で二本指クリック(要は右クリック)して「名前を付けて画像を保存」。
あとは保存先を(新しいファイルを作るなどして)指定すればOKです。
なお、保存先は「Ctrl + M」でファイルマネージャーを表示されればOKです。

まぁ、保存したからと言ってChromebookには壁紙の概念なんてないから、
その場で見るか、Picasa等にアップロードして別のPCの壁紙にするしかないんですけどね(ぉぃ


・・・あれ、書いてて思ったけど音声や動画も同じ方法で保存できるのかな?(後載します)

トラックパッドのタップ機能を有効化する方法

Chromebookの開封レビューでも書きましたが、
Chromebookの場合、トラックパッドの下部を押すとクリックになります。

Chromebook開封レビュー
ちょっと強めに押すとトラックパッドが沈み、クリックと認識されます。

で、これって僕の場合、地味に使いづらいんですよね。
そんなわけで、トラックパッドを軽く叩く(タップする)だけでクリック認識させる方法を解説します。

トラックパッドのタップ機能
右上のレンチアイコンレンチアイコンをクリック→オプション→システムをクリックします。
中心辺りに「タップによるクリックを有効にする」というチェックボックスがあるので、これにチェックを入れればOKです。
また、「Sensitivity」を調整することで、トラックパッドの感度を変更することもできます。

ちょっとした事ですが、ノートパソコンでタップ機能を使っていた人は、
これだけで相当使い勝手が向上すると思いますので、最初のうちに設定しておきましょう。

Chromebookを有線LANで利用する方法

基本的にChromebookは無線LAN環境(Wi-Fi)か、3G回線で利用するものですが、
どうしても有線LAN環境しかない場合は、USBイーサネットアダプタを利用すればネットに接続することもできます。

↑こういうやつ

とはいっても、これだとノートパソコンの意味があんまりないので、緊急時的な使い方と思っていただければ。

Chromeのテーマ(背景)の変更方法

何度も書いている通り、Chromebookのデスクトップ画面はGoogle Chromeブラウザなのですが、
これじゃあ、殺風景で嫌だなぁ・・・と思っている方のためにChromeのテーマを変更する方法を解説します。
なお、このやり方はChromeブラウザでも同様に設定可能です。

画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
Chromebookのテーマ変更   Chromebookのテーマ変更
右上のレンチアイコンレンチアイコンをクリック→オプション→個人設定をクリックします。
テーマセクションの「テーマを取得」をクリックするとChromeウェブストアが表示されます。
左メニューのテーマカテゴリをクリックすると100種類以上のテーマの中から選ぶことができます。

Chromebookのテーマ変更   Chromebookのテーマ変更
気になるテーマを選択し、インストールすると自動的にChromeのテーマが変更されます。
なお、Chromebookのテーマを変更すると、
同じGoogleアカウントで使用しているWindowsやMacのChromeブラウザのテーマも自動的に変わります。

Chromebookのテーマ変更   Chromebookのテーマ変更
初音ミクやOcean Pacificのテーマもありますよ。


テーマを元に戻す場合は、
テーマセクションで「デフォルトのテーマに戻す」をクリックすれば、初期の状態に戻ります。

修飾キー(Ctrl、Alt、検索)機能の変更方法

普段使っているパソコンとキーボードの配列が違うとちょっと使い勝手が落ちますよね。
Chromebook自体がちょっと特殊な配列で、通常のWindowsPCのCaps Lockの位置に検索キーがあったりします。

まぁ、慣れてしまえばいいだけの話なんですが、
この辺りの修飾キーをカスタマイズする方法がありますので、記載しておきます。

修飾キー(Ctrl、Alt、検索)機能の変更方法
「右上のスパナアイコン⇒設定⇒システム⇒言語⇒修飾キー」を選択すると、
検索キーをCtrl機能にしたり、CtrlキーをAlt機能にしたり、Altキーを検索機能にしたりと、
第三者がまったく使えなくなるChromebookを作り上げることができます(←え?

キー配列をちょっとでも変更したい場合は、試してみても良いかと思いますよ。

Chromebookで音楽を聴く方法

アメリカではすでに「music beta by Google」という、音楽データをクラウド環境にアップロードし、
いろいろな端末で同期して聴く事ができるサービスのトライアルが始まっていますが、
残念ながら日本ではまだこのサービスを利用することができません。
(追記:Google music記事掲載しました⇒Google Music betaで音楽を聴こう

というわけでクラウド環境とは遠いやり方ですが、
どうしてもChromebookで音楽を聴きたいという人のために、そのやり方を解説します。

1.メモリースティックにお気に入りのmp3ファイルをコピーします。
2.メモリースティックをChromebookに突き刺します。
3.Ctrl + Mキーでファイルマネージャーを呼び出し、外部ストレージを選択します。
Chromebookで音楽を聴く

4.聴きたい音声ファイルをダブルクリック(または再生リストに追加し、右下に表示される再生ボタンをクリック)すればOKです。
Chromebookで音楽を聴く

なんかChromebookでこんな方法を採るのもなんとなく物悲しいのですが、
music beta by Googleの正式リリースまでの繋ぎとして利用してもらえれば良いかと思います。

あー、music beta by Googleが待ち遠しいですね。

Chomebookの便利なショートカット

Chromebookでショートカットを撮る

ただでさえ早いChromeを、さらに便利に早く動かせるショートカットをまとめてみます。
これらのショートカットを覚えておくと、
トラックパッドやマウスを使う事が少なくなりますので、効率的な操作が可能になります。

【システム関係】
 Ctrl + ?  Chrome OS ヘルプの表示  Ctrl + Alt + ?( / )  キーボードショートカットのヘルプ
 Ctrl + スペース  日本語/英語入力切り替え  Ctrl + F5(の位置)  スクリーンショットを撮影
 Shift + esc  タスクマネージャを表示  Ctrl + M  ファイルマネージャーを開く


【タブ・ウインドウ関係】
 Ctrl + T  新規タブを開く  Ctrl + W  タブを閉じる
 Ctrl + Tab  現在のタブから右に移動  Ctrl + Shift + Tab  現在のタブから左に移動
 Ctrl + 数字(1~9)  指定したタブへ移動  Ctrl + Shift + T  閉じたタブを再度開く
 Ctrl + N  新規ウインドウを開く  Ctrl + Shift + N  新規シークレットウインドウを開く
 Alt + Tab  ウインドウ切り替え  Ctrl + Shift + W  ウィンドウを閉じる


【インターネット関係】
 Ctrl + L  アドレスバーにカーソルを移動  Ctrl + D  ブックマークに追加
 Ctrl + F  ページ内キーワード検索  Ctrl + H  履歴ページを開く
 Ctrl + J  ダウンロードページを開く  Ctrl + R  現在のページをリロード(再読込)する
 Ctrl + P  現在のページを印刷する  Ctrl + S  現在のページを保存


【入力関係】
 Ctrl +7  全角カナ変換  Ctrl + 8  半角カナ変換
 Ctrl + 9  全角英数変換  Ctrl + 0  半角英数変換
 alt + backspace  Delete    


また、WindowsPCで良く使われているショートカットも、Chromebookで同じように使う事ができます。

 Ctrl + A  全選択  Ctrl + C  クリップボードにコピー
 Ctrl + X  カット  Ctrl + V  クリップボードから貼り付け
 Ctrl + Z  ひとつ前に戻す    

スマートフォンのテザリング機能を利用しよう

Chromebookの弱点でも書きましたが、Chromebookはネット環境が無いと単なる箱です。

ネット環境というとUQ WiMAXイー・モバイルを利用される方も多いと思いますが、
2011年夏モデル以降のスマートフォンには
テザリング(スマートフォンをルーター化して無線通信ができる)機能を搭載しているモデルも出てきています。

スマートフォンでテザリング   スマートフォンでテザリング
ドコモのGALAXY SIIはUSBテザリング&Wi-Fiテザリング機能が解放されています。

スマートフォンでテザリング   スマートフォンでテザリング
MEDIAS WPやAQUOS PHONE、Optimus brightではWi-Fiテザリング機能だけ解放されています。

なおテザリングの方法はWi-Fiテザリングの場合は「Wi-Fiアクセスポイント」にチェックを入れて、
その電波をChromebookで受信すればOKです。
この場合、オープンネットワークになりますので誰でも接続できちゃいます。
ですので、「Wi-Fiアクセスポイントの設定」からパスワード等の設定をして利用した方がいいと思います。

スマートフォンでテザリング
USBテザリングについては、スマートフォンとChromebookをUSBケーブルで繋ぎ、
スマートフォンの「USBテザリング」にチェックを入れればOKです。

スマートフォンでテザリング   スマートフォンでテザリング
Wi-Fi利用時とUSBテザリング利用時ではアイコンも変わってきます。

ただドコモの場合、テザリングを利用すると
パケホーダイサービスの利用料が上限1万円超になりますので、その辺りも注意して活用してください。

Chromebookの初期設定

Chromebookの初期設定 今回の記事はChromebookの初期設定についてです。

Chromebookの開封レビューに手間取ってしまって、
なかなかChromebook本体に触ることができなかったのですが、
ようやく初期設定の記事に入ることができます(喜

右上にある電源ボタンを押すと、
数秒でChrome OSが起動し初期設定の画面が表示されます。


以降の画像はクリックすると拡大画像が表示されます。
Chromebookの初期設定   Chromebookの初期設定
まず最初に言語設定を行います。最初から日本語が入っていますので、そちらを選択。

Chromebookの初期設定   Chromebookの初期設定
続いて無線LAN設定。電波を自動的にキャッチしてくれるので、自宅の電波を選択しパスワードを入力します。
今、ふと気付いたけど有線LANの挿入口って無いのね。

で、利用規約に同意すると(おそらく)OSのアップデートが始まります。
常に「自動的」にOSが最新版になっていくのは嬉しい限りです。

Chromebookの初期設定   Chromebookの初期設定
OSのアップデートが終わったら、
自分のGoogleアカウント(G-mailアカウントの@より前を入力すればOK)とパスワードを入力します。
最後にお好みのアイコンを設定(Googleのこの独特のセンスはなんとかならんのか)すれば初期設定は完了です。

するとGoogle Chromeブラウザが起動したような画面になり、
WindowsのChromeで利用していた環境がそのまま再現されます。うわ、これすごいね。


Chromebookの初期設定   Chromebookの初期設定
なお、初期設定が終わると「トラックパッドに慣れよう」というチュートリアル画面が出て、
トラックパッドの使用法を教えてくれます。うまくできると「よくできました!」と褒めてくれるので、なんとなく嬉しいです。

地味に練習している動画がこちら。


ちょっとした設定だけで、いつも使っているChorme環境が再現できるというのはホント便利です。
あと、OSやWebアプリも自動的に最新版にアップデートしてくれるので、
個人の利用ももちろんですが、法人で大量にPCを使っている会社なんかは非常に使い勝手がいいんじゃないでしょうか。

Chromebookでスクリーンショットを撮る方法

Chromebookは「Ctrl + Alt + ?」を同時に押すと、ショートカットキーのヘルプモードが表示されます。

Chromebookでショートカットを撮る

このモード中に「Ctrl」、「Shift」、「Alt」を押すと
そのキーと同時に押すこと実行可能なアクション(要はショートカット)がキーボードの上に表示されます。
(ショートカットについては、また別の記事で解説します。)

ただ、このヘルプモードだと「Ctrl + F3の位置(Windowsで言うと)」がスクリーンショットのショートカットになっていますが、
実際は「Ctrl + F5の位置(Windowsで言うと)」がスクリーンショットのコマンドになります。
(注:使用している機種はSamsung Series 5 Chromebookなので、Acer Cromia Chromebookでは違うかもしれません。)
Chromebookでショートカットを撮る Chromebookでショートカットを撮る
間違い(「Ctrl + F3」) 正しい(「Ctrl + F5」)


撮影したスクリーンショットは「Ctrl + M」でファイルマネージャーを開いて、
ファイル一覧⇒Screenshotsから確認することができます。
Chromebookでショートカットを撮る Chromebookでショートカットを撮る Chromebookでショートカットを撮る

また、スクリーンショット画像を選択し、
右下の「Send to Picasa」をクリックするとPicasaに画像をアップロードすることもできます。
(画像をクリックすると拡大画像が表示されます。)

Picasaでは画像の編集も可能なので、
Picasaで画像を加工して、そのままブログ等に貼り付けることもできます。
なお、Picasaの使用法についてはまた別の記事で解説します。

WindowsパソコンでChrome OSを体験してみよう

すでに海外ではChromebookが発売されていますが、まだ日本での発売は未定になっています。

とはいっても、早く試してみたいという人のために、
WindowsPCでChrome OS(厳密に言うとChrome OSのオープンソース版「Chromium OS」)を動かす方法を解説します。
ただ、通常のWindows機の使い方ではないので、
もしかしたらBIOS等を壊してしまう可能性もあるので(あまりないとは思いますが・・・)
試してみる方は自己責任にてお願いします。

今回の方法はUSBブート(USBメモリからの起動)を利用します。
使っていないUSBメモリがある方はそれで、持っていない人は新たに一つ買ってください。
Chromium OS Vanilla
僕が使ったのはSONYの4GBのメモリースティックで、約1300円ほどです。安くなったもんですね。
というか、アマゾンのでかい箱にちっちゃいUSBがポツンって・・・。送料無料だけど、なんかちょっと考えちゃうな。

では早速セットアップしていきましょう。

「Chromium OS Vanilla」をUSBメモリに書き込む


まず「Chromium OS Vanilla」と、「Win32 Disk Imager」をダウンロードします。
「Win32 Disk Imager」は「Chromium OS Vanilla」のイメージファイルをUSBメモリに書き込む際に使用します。

Chromium OS Vanilla   Chromium OS Vanilla
Chromium OS Vanillaダウンロードサイト(左画像)⇒http://chromeos.hexxeh.net/vanilla.php
注:最新版は初期設定時にネットワークに繋がらない場合があります。
そんな時は下にスクロールして、2011年5月13日バージョン辺りで試してみてください。

Win32 Disk Imagerダウンロードサイト(右画像)⇒https://launchpad.net/win32-image-writer/+download
こちらは最新版(一番上)をダウンロードしてOKです。

また、「Chromium OS Vanilla」の圧縮形式がtar.gzという圧縮形式なので、
解凍レンジ等のtar.gzに対応している解凍ソフトもインストールしておきましょう。

Chromium OS Vanilla   Chromium OS Vanilla
Win32 Disk Imagerを起動し、USBメモリをPCに挿した後にドライブ名の横のリロードボタン(矢印)を押します。
するとUSBメモリがドライブとして認識されますので、
左のファイル選択ボタンをクリックして「Chromium OS Vanilla」のイメージファイルを選択します。
最後に「Write」ボタンをクリックするとUSBメモリへの書き込みがスタートします。
注1:USBの中身はすべて消えますので、必要なデータは入れておかないようにしましょう。
(書き込み前に上書きしていいか、確認のダイアログが表示されます。)
注2:イメージファイルが置いてあるフォルダに日本語が含まれているとエラーが出る場合があります。
その際はフォルダ名を修正するか、イメージファイルをCドライブ直下にでも置いておきましょう。

USBメモリから起動する


ここのパートについては持っているPCの環境によって変わってきますので、あくまでも参考程度でお読みください。
なお、僕のPCの環境は以下の通りです。
【機種】 VAIO type A VGN-AR54DB 【発売年月】 2007年10月 【OS】 Windows Vista
また、USBブートに対応していない機種の起動法は一番最後で解説します。

PCを起動した直後からF2キーをポチポチ押しているとBIOS設定画面が表示されます。
(僕の場合で言うとVAIOのロゴが表示されるまでF2を何回か押しておけばOK)

Chromium OS Vanilla
まずAdvancedタブのExternal Drive BootをEnabledに変更します。

Chromium OS Vanilla   Chromium OS Vanilla
次に、起動に使うドライブの順序を設定します。(「x」キーで順番から外していけます。戻すときもまた「x」キー)
今回はUSBメモリなので「USB Flash」だけ残してます・・・が、
次に試した時は「USB Hard Disk Drive」じゃないと起動しませんでしたので、両方入れておいた方がいいかもしれないです。

Chromium OS Vanilla
最後にExitタブでExit Setupを実行すれば、変更が保存されてUSBブートが始まります。
なお、Windowsの起動に戻すための設定を忘れてしまった場合は、Get Default Valuesを実行すれば元の設定に戻ります。

Chromium OS Vanillaを起動する


BIOSの設定が問題なく終わっていれば、USBからデータが読み込まれChromium OS Vanillaが起動します。

Chromium OS Vanilla   Chromium OS Vanilla
まずは言語選択、キーボード選択を行います。日本語が最初から選べるのはうれしい限りです。
おそらく無線LANは使えないと思うので素直にLANケーブルを繋き、ネットワークの選択を「イーサネット」に設定します。

Chromium OS Vanilla   Chromium OS Vanilla
Googleアカウントでログインし、素敵なアイコンを選択すれば設定完了です。


さぁ、カモン!Chrome OS!!


Chromium OS Vanilla   Chromium OS Vanilla
・・・これ、Google Chromeブラウザの全画面版だよね・・・(一応、設定画面からはChrome OSだということはわかりますが)。

と、まぁ、話は聞いていたので「やっぱりね」という感じですが、
普段からGoogle Chromeを使っている人にとっては普通に見覚えのある画面が目の前に出てきます。
ただ、各種設定やブックマーク、ドキュメントのデータ等がすべて使えますので、
まさにWebだけですべてを済ませてしまおうというGoogleの考えが感じ取れます。

というわけで、あくまでも体験という感じで楽しんでもらえればいいかなっと。

俺のPCにはUSBブートなんてハイカラな機能は付いてないぜ


という人もいると思います。
現に僕のもう一台のVAIO(VGN-FS31B 2005年4月製)にはUSBブート機能はありません。
Chromium OS Vanilla
そういう人は別のやり方で試してみましょう。

「Plop Boot Manager(plpbt-5.0.12.zip)」をダウンロードします。⇒Plop Boot Managerダウンロードサイト

ファイルを解凍後、「plpbtin.iso」というファイルをイメージとして書き込みます。
≪ISOイメージの書き込み方≫
今回はCDBurnerXPを使います⇒CDBurnerXPダウンロードサイト
1.ダウンロードしたファイルをインストールし、起動します。
2.Burn ISO imageを選択しOKをクリック。
3.Browseから書き込みたいファイル(ここではplpbtin.iso)を選択し、
4.Burn diskをクリックすればCDにイメージファイルが書き込めます。

BIOSの画面でOptical Driveが一番優先されていることを確認し、
CDと、「Chromium OS Vanilla」が書き込まれているUSBメモリをPCに挿入します。

Chromium OS Vanilla
するとPlop Boot Managerが起動し、USBブートを選択することができます。

ですが・・・、僕の場合Chromiumのロゴまでは表示されたんですが、それ以降が動きませんでした・・・。
ただ、このやり方で起動している人もいるようなので、興味があれば試してみてくださいね。


ま、結局はGoogle Chromeブラウザの全画面が楽しめるだけなんですが。
早く正規版が触りたい・・・。