Chromebookを導入した方がいい環境( 法人/団体/個人 )とは

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Chromebookを2週間使ってみて、個人的に思った事を書いてみます。
これからChromebookを買ってみようと思っている方の、ほんのちょっとでも参考になれば幸いです・・・が、
たぶん、ホントにほんのちょっとしか役に立たないと思います(ぉぃ

以前にも書きましたが、Chromebookの特徴として
すべてのデータがクラウド上に保存される
アプリ(ソフト)のアップデートが必要ない
セキュリティの心配が少ない
という点があります(あとの二つはこの項の内容には触れないので割愛)。

で、その辺を踏まえたうえで・・・。

【Chromebookが向いている環境】

Chromebookが向いている環境
学校(特に文系)
Web環境で動画を閲覧したり、Googleドキュメントでレポートを作成したりと、文系の学校で必要なことはほぼ問題なくChromebookでできると思います。

また、学校内にサーバーを置いておく必要もなく、セキュリティ管理も任せられるので(おそらく学校内でセキュリティ管理を行うより、Googleに任せておいた方が安心)、いろいろな負担を減らす事ができると思います。 実際にChromebookを400台導入した学校もあります⇒参考記事
Chromebookが向いている環境
営業がメインの会社
Web環境でスケジュール管理や勤怠管理、全体連絡を行っている企業が増えていると思います。社内でPCを使うだけであれば、必要な台数のChromebookと無線LAN環境が整備されていれば、充分に業務が行えます。メールについてもGoogleAppsを利用すれば、独自ドメインでの運用もできるので対外的にも問題はありません(さすがに名刺にG-mailアドレスを載せるのはどうかと思うので)。

ただ、社外でプレゼンテーションを行いたい場合は通信環境が必要になるので、そのあたりが少し不便かもしれません。これに関してはGoogleドキュメントがオフラインで使えるようになるまで、待つ必要があります。
Chromebookが向いている環境
ネットやメールがメインの個人
書類作成はGoogleドキュメント、写真等の画像管理はPicasaなど、Chromebook(Googleのサービス)の機能で充分です。
ただ、Chromebookは有線LANの挿入口がありませんので、無線LAN環境が無い家だと利用できないので注意が必要です。


なおChromeの公式サイトではChromebook(ChromeOS)を実際に活用している法人/団体等を紹介しています。
今後、さらに増えていくことが見込まれますね。 ⇒Pilot customers and usage


では逆にChromebookが向いていない環境とは何かと言うと、
「開発・デザイン系」の用途で利用している人達にはまったく向かないと思います。

理由は簡単で、端末内にソフト(アプリ)をインストールすることができないので、開発環境が構築できません。
ただ、将来的にGoogleがクラウド上に開発環境をつくるかもしれませんが、つくったとしても相当先になると思います。


このあたりも含めて、Chromebookを購入するか決めても良いかと思います。



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