内定後・退職手続き

内定(内々定)

やったー! おめでとうございます!
あなたの、今までの活動や努力が認められた結果です。

ただ、実はここからが重要なのです。
就職活動は内定をもらうのが目的ではありません。
最終的に入社する会社を決めて、終了なのです。

第一志望の会社から内定をもらって就職活動終了した人は、本当にその会社でいいのか、
複数の会社から内定をもらった人は、一番自分に合っている会社はどれか、
一歩引いた気持ちで客観的に判断しましょう。

選ぶポイントとしては、定年まで勤められる会社か、
短くても3年は勤めて自分の能力を向上させる事のできる会社を選びましょう。
(※短期間で退職した場合、転職活動時の面接で退職理由を突っ込まれる事が多いです。)

知名度や、企業規模といった目に見える要素だけでなく、
会社の雰囲気や、社員のキャラクター等、目に見えない要素も踏まえて総合的に判断し、
悔いの残らない会社選びをしましょう。

内定(入社)承諾書

新卒の場合、内定が出た後にほぼ確実に提出を求められるのが内定(入社)承諾書です。
いわゆる、「正当な理由以外は必ず入社します。」という誓約書のようなものです。
(中途採用は、入社時期が先になる場合は提出を求められる事もありますが、あまり提出する事はありません。)

第一志望の企業からであれば、喜んで提出して就職活動を終えると思いますが、
第二志望群の企業の場合、提出していいのかどうか悩む方が多いです。

結論から言うと、内定承諾書には法的拘束力はありませんので、
提出したからといって、必ずその企業に就職しなければいけないということはありません。

企業側は、採用予定数よりも多めに内定を出すのですが、
最終的に入社するかどうかの数読みに、承諾書を活用しています。

とは言っても、軽んじて良い書類ではありません。

内定辞退の項目でも書きますが、
企業はあなたに入社してもらいたいと判断し、内定を出したわけです。
その影には、入社したくても落ちてしまった人もいます。

企業の採用数は採用計画で決まっていますので、
あなたが内定を持っている事で、枠が一つ減っているわけです。

ですので、内定承諾書を提出する時には、
上記のような点を充分に頭に入れて提出してくださいね。

内定辞退

申し訳ありません。 複数の内定を獲得した場合、必ず発生するのが内定辞退です。

内定承諾書の項目でも書きましたが、
承諾書を提出していても内定辞退をする事は、法的にはまったく問題ありません。

ただ、企業側はあなたに期待をして内定を出した訳です。
また、あなたの内定によって採用枠が一つ減り、
その会社で働きたいと思っている応募者が不採用になる場合もあるわけです。

そのような点を踏まえて、内定辞退をする時には誠意を持ってお詫びをする事が重要です。

理想的な辞退方法は、直接企業に赴き、辞退の旨を伝える事ですが、
電話や手紙で伝えても特に問題はありません。
ただし、その際には礼儀を守ってしっかりと誠意を見せてください。

それと内定を複数キープしないようにしてください。自分の中で企業の志望(優先)順位を付け、
志望順位の一番高い会社以外は早めに辞退すれば企業も対応しやすいですし、
その企業を第一志望ににしている他の応募者が採用されるかもしれません。

もしかしたら、辞退した企業と一緒に仕事をする機会があるかもしれません。
その時、「無礼な形で内定辞退をしていたら・・・。」って考えるとゾッとしますよね。

いつどこで人の縁があるかわかりません。
就職活動の最後の最後で失礼な事が無いように気を付けてください。


※もし新卒の場合、就職課や先輩に相談することもオススメします。
特に就職課は毎年同じような相談が来ていますので、対応方法も良く知っていると思います。

納得して入社するための会社の選び方

納得いく転職のためには、最後の確認と決断が重要です。

転職活動は内定を獲得することが目的ではありません。
入社する会社を決めて、その会社であなたのキャリアをステップアップさせることが転職活動の最終的な目的です。
「最初に内定をもらった」「早く就職しないと生活が厳しい」など
様々な理由はあると思いますが、入社する会社を決めることは、転職を成功させる 重要なステップです。
充分に考え抜いて会社を選びましょう。

どのように会社を選べば良いか

あなたが転職活動している中で、志望度の高い会社から内定を得ていて、
条件面(仕事内容、ポスト、給与等)があなたの希望と大きく違わない、
もしくは多少条件が合わなくても入社したいという気持ちが強ければ、全く悩むことはないでしょう。

しかし、内定した会社が複数社あり、すべての会社に魅力があふれているように感じる場合、
自分に一番合っているのはどの会社なのか決断できないこともよく あります。

そのような時は、どんな基準で会社を選べば良いのでしょうか。
まず、会社を選ぶポイントを書き出し、良い会社・自分に合った会社とは何なのか考えてみま しょう。
例えば・・・

  • 企業理念に共感できる
  • 自分の経験が活かせる事業内容である
  • 経営陣が魅力的である
  • 急成長しており、将来性が感じられる
  • 会社の規模が大きく、安定性が感じられる
  • 技術力があり、魅力ある商品を開発している
  • 今までの経験が活かせる職種であり、スペシャリストを目指せる
  • 実力主義・成果主義が徹底しており、年齢に関係なくステップアップできる
  • 福利厚生や、社員研修が充実している
  • 業界ナンバーワン(オンリーワン)の会社である
  • 女性が活躍しており、風通しの良さが感じられる


ざっと書き出しただけでも、会社を選ぶポイントとしてこれだけの項目が挙げられます。
この中で、実力主義が合っている方もいれば、福利厚生が充実している会社が合っている方もいるでしょう。
このように、個人個人の特性により『良い会社・自分に合った会社』という定義が変わってきます。
ですから、内定を獲得 した後に改めて自分の希望や特性を振り返り、
優先順位をつけてみると良いでしょう。

必ず考えて欲しい3つのポイント

■自分が目標とするキャリアを構築できるか

変化の激しい現代では、景気や会社の業績に関わらず、
どの会社でも通用するあなた独自のスキルやキャリアを身に付けることが必要です。
自分の能力を高め、 より幅広い知識・知恵を身に付けていくためには、
日々、それに関連した業務に接する機会が持てる環境が必要であり、会社を選ぶポイントにもなります。

■会社の雰囲気が自分に合うか

入社前に社員と触れ合い、会社の雰囲気を感じておきましょう。
退職理由のナンバーワンは人間関係の問題です。
経営者の考え方やポリシー、ビジョン等があなたの波長と合うかどうか、
職場の雰囲気があなたと合うかどうか はとても重要なポイントです。
一つの目標に向かって一丸となっている職場、同世代が多く和気あいあいとした職場、
個人個人が独立した仕事をしており物静かな職場など、業界・会社によって職場の雰囲気はまったく違います。

会社の雰囲気は選考時では把握できない所もありますので、
改めて会社訪問して職場を見学させてもらったり、社員と話をさせてもらったりして、
実際に雰囲気 を感じ取っておくと良いでしょう。
感覚的に合わないまま入社しても、さまざまな面で意見が対立し、すぐに退職という最悪のパターンにもなりかねません。

■収入について

希望収入と大きく開きがある場合は、率直にそのことを担当者に伝え、
どの程度の時期に、どのような状態になれば希望年収に届くのかしっかり確認してください。
前職収入を入社当初から上回るケースは決して多くはありませんが、
希望収入に到達する時期や基準などの目安が分かれば、安心して入社することができる でしょう。
条件等についてはお互い納得のいくまで話し合った上で入社することをおすすめします。

退職の意思を伝える

退職する意思を固めたら、前もって直属の上司に伝えなければなりません。
言いにくいのは分かりますが、後延ばしにすると退職の時期がどんどん遅れてしまいます。
ですので、最初は「ちょっと相談があるのですが」と、あくまで相談という形で話を持ち出してみましょう。

退職する意思を伝えたら、一般的には慰留されます。
あなたが優秀で大きな結果を出している、
あるいはその要素があるとみなされている場合、なおさら強固に慰留されるでしょう。
その慰留に揺るがない意思の強さと、上司を説得できる退職理由も必要になってきます。

退職理由ですが、会社の不満はあまり言わない方が得策です。
本音では人間関係や給与等の会社に対する不満で退職したいとしても、
あくまで自分のステップアップ、スキルアップのためといった前向きな退職理由を作って説得しましょう。

退職には意外と時間がかかりますので、上司への相談、慰留の説得、業務の引継ぎ、
取引先・社内の挨拶回りなどのスケジュールを頭に入れて、余裕をもって準備しましょう。

退職日の決め方

民法上では退職の意思表示から2週間が経過すれば、いつ辞めても問題は無い事になっています。

ただ、会社には就業規則が決められており、
「退職1カ月前に申し出ること」などの規定が設けられている事が大半です。
ですので、通常は民法の解釈よりも勤務している会社の就業規則を尊重すべきです。

また、退職の際には充分な引き継ぎをおこなって辞めるのがマナーです。
引き継ぎや残務整理に必要な期間を割り出して、
無理の無いスケジュールを調整してから退職の意思表示をする方が無難です。

特に同業種に転職する場合、どこで前職の会社と関わるかわからないので、
やるべきことをしっかりやって円満退社することが重要です。
有給休暇を消化して退職したいのであれば、有給休暇期間も含めてスケジュール化してくださいね。

ただし家庭の事情など、どうしても短期間で退職せざるを得ない場合は、
会社側(上司や人事部門)と相談して、調整してもらうのが良いでしょう。

退職手続き

退職日が決まったら、早めに退職願を出しましょう。
口頭で上司に退職の意思を伝え、同意を得ていてもいても、書面にして提出するのが基本となります。

会社によっては退職願のテンプレートを用意している場合もありますので、
提出前に、あらかじめ人事部(総務部)に確認しておきましょう。

≪会社に返却するもの≫
  • 健康保険証
  • 身分証明書(社員証、社章等)
  • 鍵(ロッカー、カードキー等)
  • 名刺(自分の名刺および業務上で得た取引先の名刺)
  • 通勤定期券
  • 社費で購入した備品、参考図書等
  • 制服・作業着(クリーニングして返却するのがマナー)


  • ≪会社から受け取るもの≫
  • 離職票
  • 雇用保険被保険者証
  • 年金手帳
  • 源泉徴収票

  • ※離職票、源泉徴収票は退職日には後日発行されるものので、
    発行がいつになるかということを確認し、自宅に郵送してもらうようお願いしておきましょう。
    (会社に取りに行くのは面倒ですし、なおかつ気まずいです)
  • 健康保険被保険者資格喪失確認通知書


  • 退職願テンプレート

    退職願の記入例(テンプレート)と記入に関する注意点です。
    記入例はワードで作ってますが、基本的に退職願は手書きで作成するものですので
    以下の注意点に沿って、記入してください。

    Adobe PDF書類
    退職願テンプレート


    ≪用紙・封筒・筆記用具≫
    退職願は白地の縦書きの便せんを使用します。
    封筒は白地で縦長の封筒を使用し、表の中央に「退職願」、裏には部署名と氏名を書きます。
    筆記用具は黒インクの万年筆かサインペンを使用します。

    ≪表題≫
    「退職願」と1行目のほぼ中央に書きます。

    ≪書き出し≫
    表題から1行あけた次の行の一番下に、「私事」と書きます。

    ≪退職理由≫
    「一身上の都合」とだけ記入 します。

    ≪退職日≫
    上司と相談して決めた日付を記入します。

    ≪届出年月日≫
    退職願を提出する日付を書きます。(退職願を書いている日ではありません。)

    ≪署名、押印≫
    所属部署と名前を書き、その下に押印します。

    ≪宛名≫
    宛名は社長名とし、自分の名前の位置は社長の名前より下に記入します。

    PR -- 【オススメの無料就職サービス】
    はたらいく ・・・リクルートの運営する地域密着型の就職情報サイトです。
     DODA ・・・インテリジェンスが運営する老舗の転職情報サイトです。人材紹介サービスとも連動しています。
    パソナキャリア ・・・パソナグループの豊富な転職情報を無料で提供してくれる人材紹介サービス。
    JACリクルートメント ・・・外資系企業や英語力を活かせる企業への転職を考えている人にはオススメの人材紹介サービス。
     マイコミエージェント ・・・マイナビで構築した人事部門とのパイプで非公開求人を数多く取り扱っている人材紹介サービス。